借入金管理機能の開発・リリースのお知らせ

News

借入金管理機能の開発・リリースのお知らせ

Manageboard2.0に借入金管理機能が追加されました

企業経営における「借入金」は、事業拡大や設備投資などの資金需要に対する資金調達手段の一つであり、企業の成長を支える重要な役割を果たします。

日本では、リスク管理や金利上昇への懸念から、過去20年間で借り入れをしている企業の割合と借入残高は共に減少傾向にありましたが、2020年のコロナ禍を契機に、借り入れをしている企業の割合は84.4%、借入残高は469兆円となり、ともに過去20年で最高の水準となっています(東京商工リサーチ「第2回 全国無借金企業調査」、及び日本銀行「資金循環統計(速報)(2022年第4四半期)」より)。

このように日本企業の経営における借入金が果たす役割はますます重要になっていますが、借入金が増えれば、利息の支払いが財務状況を悪化させ、元本返済によって財務キャッシュフローに影響を与えることになります。そのため、将来の資金繰り(キャッシュフロー予測)を検討する際には借入金の契約ごとの返済予定を織り込むなど、少しでも確度の高い資金繰り予測を立てることが重要になっています。

 

そこで、ナレッジラボはManageboard2.0に借入金管理機能を開発・リリースしました。

 

本機能のリリースにより、金融機関や支店の情報を設定した借入金を登録し、財務キャッシュフローに借入金の明細を反映することで解像度を上げた資金繰りを作成できるようになります。

機能の概要

●借入金の登録
  ○金融機関や支店情報の登録
●財務キャッシュフローに借入金の明細を反映
  ○借入金ごとの収入・支出の反映

Related Posts