アンテポスト株式会社
佐々木様
オンラインクレーンゲーム「クラウドキャッチャー」の運営、およびオンラインクレーンゲームシステムの開発をされているアンテポスト株式会社様。
以前は、Excelを用いて予実管理をされる中で、下記課題を感じていました。
・展開に際して部門ごとにファイルを切り出す必要があり、バージョン管理が煩雑化していたこと
・勘定科目が追加されるたびに関数が壊れ、細かい確認やメンテナンスが必要だったこと
Manageboardを導入してから、以下の改善を伺うことができました。
・ユーザーごとに権限設定ができるため、個々にファイルを作成する必要がなくなり、バージョン管理から開放
・マネーフォワード クラウド会計とのAPI連携により、実績更新の工数が減った上、正確性も担保されるように
・見たい形式のレポートを気軽に作成できるようになり、詳細な経営分析が可能に
詳しいお話を同社の佐々木様に伺いました。

部門別管理にともなう、権限管理とメンテナンスの属人性
―貴社の事業について教えていただけますでしょうか。
弊社は、アミューズメント施設のプライズ機(クレーンゲーム、 UFOキャッチャー™)を、いつでも、どこからでも、スマートフォンアプリやWEBブラウザを通じて、遠隔操作で遊ぶことのできるオンラインクレーンゲーム「クラウドキャッチャー」を完全自社開発してサービス提供を行っております。

―Manageboard導入前の予実管理方法について教えてください。
導入以前は、Excelを用いて予実管理を行っていました。
弊社は大きく4つの部門に分かれており、予算は部門ごとに作成していました。部門別の予算はそれぞれのシートに分かれており、各部門長に自部門の予算を提出してもらった後に、経理部の方で全体のシートに転記するという形式を取っていました。
部門ごとのシートと全体シートとの連携には手間がかかり、大きな課題を感じていました。特に、人件費など他部門には開示が難しい情報が含まれていたため、シートごとに閲覧権限を細かく分ける必要がありました。
上記の理由から、1つのExcelを他の部門に回覧することができず、部門の予算が変更されると全体のシートもそれに合わせて手動で変更する必要があるなど、ファイルのバージョン管理が複雑でした。
―毎月どのように更新作業をされていましたか?
マネーフォワード クラウド会計からCSV出力したデータを決まった箇所に貼り付けると、予算列の隣に設けた実績列に数値が反映されるよう関数を組んでいました。
毎月約1時間程度で完了する作業ではあったのですが、予算作成時にはなかった勘定科目行を追加したことによるズレなどが頻繁に起こり、その確認や修正にストレスを感じていました。
タイムリーでシームレスな情報共有の実現を目指して
―Manageboard導入のきっかけはなんですか?
Excelファイルのバージョン管理の不備による数字の齟齬や人為的ミスを解消したいという強い要望からでした。
従来の管理方法では、引用ミスや関数の破損といった問題が頻繁に発生していました。また、会社の規模が拡大する中で見るべき指標が増えてきたこともあり、人力での管理が難しくなってきたと実感しはじめたタイミングでもありました。
そのため、経理部を中心に予実管理に関わるメンバー全員が、システムの導入によって「ミスのない管理環境を構築したい」と考えるようになりました。
他社の予実管理サービスや他の方法も検討しましたが、Manageboardは財務データに限らずKPIなどの非財務データも含めて部門間でシームレスに情報を共有できる点が魅力的でした。
Googleスプレッドシート連携機能を活用することで、現場の数字をタイムリーにManageboardへ反映できるイメージができ、正確で効率的な予実管理ができそうと感じたので、Manageboardの導入を決定しました。
煩雑なバージョン管理から解放!ミスを防ぎ、効率的な運用を実現
―Manageboardの活用状況について教えてください。
私を含む経理メンバー3名の他に、役員や各部門長の5名に予算入力などが可能な権限にて、Manageboardのアカウントを付与して運用をしています。
Manageboardではユーザーごとに、権限を細かくすることができ、例えば自部門の数値しか見られないようにする、他部門に開示が難しい数値を見られないようにするといった設定ができます。この機能のおかげで、各部門長と数値のやり取りをする際に、都度一部の数値のみを抜き出して展開するといった煩雑性をなくすことができ、管理の面でとても楽になりました。

※Manageboard 権限設定画面のサンプルです。
―Manageboardの導入によって実感している効果について教えてください。
まずは実績更新の工数や精度に大きな変化を感じています。マネーフォワード クラウド会計とAPI連携ができるため、毎月1時間ほどかかっていた更新作業が、取込期間の指定とボタンクリックだけになりました。
工数が減っただけでなく、更新作業に人の手が介入しないため、数値の正確性も担保されるようになりました。
また、予算作成面では、今までやりたいと思っていて諦めていた、AB予算の作成と管理ができるようになりました。予算バージョンのコピーや、レポート上での表示バージョンの切り替えがスムーズにできるため、従来は頭の中だけでシミュレーションしていたものを、実際にプロットしながら手間をかけずに可視化できるようになったことも嬉しいポイントです。
詳細な分析レポートや資金繰り表の作成が負担なくできるように
―Manageboardで特に活用している機能について教えてください。
レポートを独自にカスタマイズできるカスタムレポートをメインで活用しています。月次の実績推移レポートをはじめ、前年実績との比較レポートなども作成しています。

※図表は、弊社デモ環境での再現イメージで、アンテポスト株式会社の実際の環境とは異なります。
これらのレポートは、Manageboard上での確認にとどまらず、会議資料や報告資料としても活用しています。Manageboardから出力したデータを基に会議資料を作成し、経営会議でのディスカッションに役立てています。シミュレーションを行いながらのディスカッションが可能になり、臨機応変に対応できるようになりました。
また、今までは各部門長から「取引先別の売上レポートがほしい」などのリクエストをもらうことがあっても、工数面でできないことも多くありました。Manageboardはレポート作成も手軽に楽しく行うことができるため、追加レポートの作成も可能になり、以前より詳細な分析ができる様になっています。
利用のメインはカスタムレポートですが、もともと備えられている標準レポートを通じて新たな気づきを得られることも多く、今後どのような指標を注視すべきかを考えるきっかけになっています。
標準レポートで見られるキャッシュフロー計算書では、作成に労力を要するキャッシュフローのシミュレーションを簡単に作成できるため、ありがたいです。予算が変わっても、それに沿った大まかな資金繰りを把握でき、経営判断に欠かせないレポートの一つとなっています。
※ Excelは、マイクロソフト グループの企業の商標です
会社概要
アンテポスト株式会社
オンラインクレーンゲーム「クラウドキャッチャー」の運営と、オンラインクレーンゲームシステムの開発を手掛けている
https://antepost.co.jp/
※上記インタビュー内容は2025年4月15日時点の情報です。