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「予算の根拠」を可視化。属人的な一人バックオフィスから、再現性のある運用へ。

社名
株式会社フローワークス
業種
従業員数
11〜50名
課題
予実管理の精度, 予実管理業務の属人化

株式会社フローワークス

BIMのテンプレート開発や導入支援で事業を拡大する株式会社フローワークス様。
少数精鋭の組織を支えるのは、バックオフィス業務全般を管理統括されながら、実務も幅広く対応されているご担当者様でした。

従来、予実管理は使い慣れた表計算ソフトで行われていましたが、事業の成長とともに以下のような課題が顕在化していたと言われます。
・シミュレーションの度に増える予算ファイルのバージョン管理の煩雑さ
・経営判断に直結する資金繰り表の数値の整合性を保持する難しさ
・自分にしか分からない属人化した業務への危機感

そうした課題を解決するために導入されたのが、予実管理システム「Manageboard」です。Manageboard導入により、以下のような効果が挙げられています。
・会計ソフトとのAPI連携により、実績取込にかかる月次更新作業が削減
・煩雑な予算のバージョン管理からの解放
・予算の根拠が明確となり、予実管理の質が向上

詳しいお話を同社のご担当者様に伺いました。

一人バックオフィスを悩ませた表計算ソフトでの予実管理

貴社の事業について教えてください。

弊社は、BIM(建物の設計や施工、維持管理などの業務で使用されるソフトウェア)のテンプレートの開発や導入支援、運用コンサルティングを展開している会社です。
従業員の大半が建築士の資格を持つプロフェッショナル集団で、BIMの普及を通じて、設計・施工業界の新たな未来を切り拓くことを理念としています。

Manageboard導入前の予実管理方法について教えてください。

私自身、バックオフィス業務全般の管理統括者という立場ではあるのですが、実務も幅広く担当しております。予実管理についても、私が担当をしている業務の一つでして、私一人で担っている状況でした。

Manageboard導入前は、表計算ソフトを使っていました。月次決算が締まると、会計ソフト(マネーフォワード クラウド会計)から推移表のデータをCSVでエクスポートし、表計算ソフトの特定シートに貼り付けます。 そうすると、実績と予算が合算された年間の着地見通しが計算されるレポートが出来上がる、という仕組みを組んで運用していました。

当時は全社の数値を勘定科目単位で見るシンプルな管理でしたので、なんとか一人で回すことはできていましたが、その運用にはいくつかの大きな課題が潜んでいました。

最も悩ましかったのは、予算のシミュレーションとそれに連動する資金繰り表の管理です。 経営層から「この予算を変更した場合、着地はどうなるか」といった複数パターンのシミュレーションを求められることがよくありました。 その度にメインで使っている予算ファイルを修正して提出するのですが、どのファイルがどのパターンのものか、バージョン管理が非常に煩雑になっていました。

関連する課題として、PL予算に基づいて別途作成していた資金繰り表の作成作業そのものも挙げられます。 PLの予算パターンが増えるたびに、それに対応する資金繰り表も手作業で修正する必要がありました。 ロジックを一つ間違えれば全体の整合性が崩れてしまうため、数字の正確性を維持・確認することにとても神経を使っていました資金繰りは経営判断に直結する重要な情報ですから、その正確性を担保できない運用自体に「このままでいいのだろうか?」という疑問を持っていました。

また、こうした一連の業務は完全に私個人のスキルに依存しており、属人的な状態でした。 将来的に業務を引き継ぐ必要が出てきたときに、この複雑な仕組みを正確に渡すのは難しいだろうという懸念も持っていました。

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セミナーで見た「週次予実管理」という理想の姿

―Manageboard導入のきっかけはなんですか?

ちょうど会社全体としてDXを推進していかなければならない、という構想を持っていたタイミングでした。 そんな時に、ナレッジラボが主催するセミナーを視聴したのが直接のきっかけです。

実は、前職で別の予実管理システムに触れる機会があり、会計データと予算を効率的に繋ぐ仕組みの必要性は以前から感じていました。

セミナーでは、ナレッジラボ社がManageboardを使って「週次」で予実管理をされているという事例が紹介されていました。 そのスピード感に非常に感銘を受け、「進んでいる会社はここまでやっているのか」と衝撃を受けたのを覚えています。 その後、詳しいお話を伺う中で、現在の運用フローを大きく変えることなく、スムーズにシステム化できそうだと感じました。 これなら導入のハードルも高くないですし、抱えていた課題も解決できると確信し、導入を決めました。

作業効率化と「予算の根拠」の可視化で、再現性のある管理体制へ

—Manageboardの導入によって実感している効果について教えてください。

まず、月次の更新作業が劇的に楽になりました。 会計ソフトとAPI連携しているので、ボタンをいくつか押すだけで最新の実績が反映されます。 以前のようにCSVをエクスポートして、貼り付けて、関数の範囲を調整して…といった一連の手間がなくなったのは非常に大きいですね。

そして、予算管理の質が大きく向上したと感じています。特に効果を感じているのは、予算の「根拠」を明確に残せるようになった点です。弊社では予算作成をGoogleスプレッドシートで行い、Manageboardに取り込んでいるのですが、例えば支払報酬のような科目でも、弁理士費用や社労士費用といった内訳まで細かく積み上げて予算を組むようになりました。 Manageboardには、その積み上げのロジックや前提となる情報をエビデンスとして残せるので、後から見返した時に「この予算はどういう考えで作ったんだっけ?」という疑問がなくなりました。 これは、表計算ソフトでの管理時代には実現できなかった大きな進歩です。

あの煩わしかった予算のバージョン管理からも解放され、さまざまなシミュレーションを安心して行えるようになったのも嬉しい効果です。

―Manageboardで気に入っている機能について教えてください。

今は、標準レポートの中にある「業績見通し」をメインで利用しています。 システム導入前に苦労して作成していたレポートとほぼ同じものが、手間なく出力できるので重宝しています。最近では、経営報告の際に、分析やアクションプランをまとめたテキストレポートの裏付け資料として、Manageboardのレポートを少しずつ活用し始めています。

業績見通し2

まだまだ使いこなせていない機能がたくさんあると感じています。 例えばキャッシュフローレポートの機能を使えば、今よりもっと楽に、そして正確に資金繰りの見通しを立てられるようになるのではと期待しています。 今はまず目の前の予算策定に集中していますが、落ち着いたらそうした機能も積極的に触っていきたいです。 Manageboardを活用することで、私がレポート作成の作業から解放され、より本質的な分析や経営への提言といった業務に時間を使えるようになるのが、今後の目標であり理想です。

会社概要

株式会社フローワークス
BIMのテンプレート開発や導入支援、運用コンサルティングを展開
https://flowworks.jp/

※上記インタビュー内容は2025年10月9日時点の情報です。

社名
株式会社フローワークス
業種
IT
従業員数
11〜50名
課題
予実管理の精度, 予実管理業務の属人化

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