藤浦公認会計士・税理士事務所
藤浦様
クラウド会計システムを通じて、顧問先の決算の早期化、課題の見える化、業務効率化を実現するサポートを推進されている、藤浦公認会計士・税理士事務所様。
不況に強い企業づくりのためには、クラウド会計を活用して月次決算の早期化を進め、予実管理を効率的に行うことが重要だと考えています。
この考え方には、監査法人での経験が影響しているようです。リーマンショックの際、厳しい経済状況でも踏みとどまった企業には共通して「予実管理の体制が整っている」という特徴があったと気づいたからです。
そのため、Manageboardを導入する前から、顧問先の予実管理の強化に力を入れるべきだと考えていたそうです。
Manageboardを導入したことによるメリットとして、
・実績や予実差異に対する詳細な分析もManageboard上で完結できること
・関数壊れなどを気にせず、ボタンクリックのみで実績数値を更新できること
・目的や用途に合わせた予算バージョンを複数保持できること
などを挙げられています。
本記事では、詳しいお話について、同事務所の藤浦様に伺いました。

―貴社の特徴について教えていただけますでしょうか。
弊所は、クラウド会計に特化したサービスを中心に展開をしております。
また、事業会社でのCFOとしての実務経験を踏まえ、企業経営リスクの洗い出しとその改善策の提案、実行までワンストップでサービス提供をしております。
―Manageboard導入のきっかけはどのようなものでしたか?
「予実管理も受けてもらえるのであれば、ぜひ顧問をお願いしたい」と依頼をいただいたことがきっかけでした。
もともと顧問先の予実管理に力を入れたいという思いが強かった私にとっては、うれしいお声がけでした。
当時その顧問先では、事業が見通しどおりに進まず、融資返済の見通しが立たない状況でした。そのため、融資を受けていた金融機関から、月次単位で計画を提出するよう求められていました。
毎月提出していた計画のシートは、作成している担当者にしかロジックが分からない属人的なものだったため、担当者の退職後は、従来のシートは誰にも内容が理解できず使えないものとなってしまいました。
上記のような経緯があり、顧問先と相談して予実管理をシステム化することを決めました。

不況に負けない企業づくりの鍵は「予実管理」
―顧問先の予実管理に力を入れたい、と思われていた背景を教えてください。
監査法人で公認会計士として勤めていた時の経験が背景としてあります。
当時リーマンショックによる不況に直面し、それによる影響を受けた企業を多数見てきました。そんな不況の中でも踏みとどまることができた企業に共通していたのは、「予実管理の体制があること」でした。
それ以降、経営が悪化した際に迅速にその事実を認識して、すぐに対応できる管理体制が重要と強く思うようになりました。
しかし、顧問先の予実管理を通常の顧問料金の中で行うには、リソース面で課題がありました。
―Manageboardを選んだ決め手はどのようなものでしたか?
全社ベースの管理だけでなく、様々なセグメントでの管理に適していたことです。
もちろん他にも費用を抑えて利用できるシステムは多数ありましたが、足元の数字をしっかり管理できる機能が備わっていると感じたのはManageboardでした。
同じ予実管理でも、目的によって予算作成の考え方は違う
―どのような顧問先にManageboardを使った支援をされていますか?
現状は顧問先2社で利用しています。
1社はManageboardの導入のきっかけでもお話しした顧問先です。
こちらの顧問先では、
①金融機関から融資を受けるためや、融資を受けた金融機関への報告のため
②出資を受けるベンチャーキャピタルや投資家への説明のため
という目的でManageboardを用いた予実管理の支援をしております。
もう1社は上場を目指している先で、上場に向けた会社の基盤づくりの一環として、予実差異の原因分析を詳細にできる仕組みづくりを、Manageboardを用いて行っております。
―Manageboardを使ってどのように顧問先への支援をされていますか?
まず予算を策定するところから始まります。
基本的に顧問先とディスカッションしながら策定をしています。成長企業の場合、前年実績を予算数値として置いても意味がないため、顧問先と話し合い、事業ごとに細かく落とし込んだ予算を作っています。
できた予算が顧問先にとって納得感があり、かつ追うべき目標として適切であることが大切だと思っています。そのため、予算の精度を上げられるように、顧問先の業界を取り巻く環境なども事前にリサーチをして、正しく指摘や深堀りができるように臨んでいます。
予算は複数パターンで作成しています。同じ企業の予算でも、目的によって予算作成の考え方が異なるためです。
例えば、報告対象が金融機関とベンチャーキャピタルや投資家とでは、求められる予算数値の立て方が異なります。金融機関の場合は実現可能性の高い予算を求める一方で、ベンチャーキャピタルや投資家の場合は先々の成長に向けたストーリーを感じられるような予算を求めます。
また、上場に向けた会社の基盤づくりとして予実管理をする場合は、従業員に共有する予算はストレッチなものを用意し、外部に報告する予算は手堅いものを用意するなど分けて管理する必要があります。
Manageboardでは予算バージョンを複数作成して管理でき、レポート上でも表示するバージョンをすぐに切り替えられるため、とても便利だと感じています。

※図表は、弊社デモ環境での再現イメージで、藤浦公認会計士・税理士事務所様の実際の環境とは異なります。
ボタンクリックで実績取込が完了、詳細な分析もManageboardで完結
―Manageboardを導入するメリットとして感じられているものがあれば教えてください。
弊所では、主にfreee会計やマネーフォワードクラウド会計を利用しているので、API連携でボタンを押すだけで実績を取り込むことができるため、作業が楽で非常にありがたいです。Excel管理で起こりがちな、関数が壊れてしまったり、数値の整合性を確認しなければならないといった手間も省けています。
また、「部門」や「セグメント」などの仕訳に付与している情報を、そのままManageboardへ取り込むことができるのもうれしいポイントです。わざわざ会計ソフトと行ったり来たりをしなくても、Manageboard上で実績の内訳を細かく確認ができます。このおかげで予実比較や予実差異の分析がしやすいですし、顧問先からも分かりやすいと言っていただけています。
会社概要
藤浦公認会計士・税理士事務所
クラウド会計に特化したサービスを中心に展開する会計事務所。
https://r-acc.co.jp/
※上記インタビュー内容は2024年12月24日時点の情報です。