Manageboardで予実管理がワクワクするものに

Manageboardで予実管理がワクワクするものに

2024/02/29

株式会社リーディングマーク 執行役員CFO 兼 財務経理部 部長 深井俊平 様

ミキワメ適性検査、ミキワメウェルビーイング、ミキワメ就活など、人材を「集めて」「選び」「活かす」プラットフォームを提供されている株式会社リーディングマーク様。表計算ソフトでの予実管理における作業の煩雑さ解消や、組織全体で予実管理に携われる環境づくりを目指し、Manageboardを導入いただきました。導入を経て、煩雑さの軽減はもちろん、楽しみながら予実分析に関わる方が増えたとのこと。Manageboard導入の決め手や効果について、執行役員CFO 兼 財務経理部 部長の深井様にお話を伺いました。

予実数値を見てもらう、分析してもらうための苦労

―貴社の事業と組織について教えていただけますでしょうか

弊社は「仕事にやりがいを感じる人を増やし、仕事を通じて「自己実現」する人を増やしたい」という思いのもとで、代表の飯田が2008年に設立した会社です。
人生の起きている時間の大半を占める仕事にやりがいを感じられる環境を、仕組みで提供するということをコンセプトに、「ミキワメ適性検査」「ミキワメウェルビーイング」「ミキワメ就活」といった人材領域のプロダクトを提供しています。

―これまではどのように予実管理をされていましたか?

Manageboardを導入する前は表計算ソフトを使用していました。
予算・実績・差異が見られるようなシートを作成し、各事業部の事業部長に予算を入力してもらっていました。そして実績は、私が所属している財務経理部で会計ソフトから表計算ソフトに転記をしていました。
表計算ソフトで苦労していたことは様々あるのですが、まず、会計ソフトからの実績転記、そしてファイルのバージョン管理がめちゃくちゃ面倒でした。
各事業部長に入力してもらった予算を取りまとめると、ファイル形式が変換されていたり、フォントや数式が壊れていたり、といったことが発生していて、修正作業を何度も行わなければならず、大変苦労していました。

また、売上高販管費率や前年同期比較など、経営指標を算出するために必要なデータは、予実管理のファイルとは別の場所にも存在していました。そのため、経営指標を用いた報告資料を作成するためには、ファイルを複数開いて情報を見に行く必要があり、一つのデータファイルで完結できなかったのも大変でしたね。

そしてなによりも一番困ったのは、実際に予算を作成した事業部長が、表計算ソフト上で予実差を見てくれなかったことです。
確認してもらうためには、表計算ソフトの情報を加工してプレゼンテーションソフトに貼り付けるなど、分かりやすいように私が編集作業を行う手間がありました。
今考えると、表計算ソフトでは他部署の費用も見られる状態だったので、彼らとしてもデータを見ることに対する心理的ハードルはあったのかもしれないですね。

サポート体制に安心できたことが一番の決め手

Manageboardに決めていただいた理由はどのようなところにありますか?

一番の理由は、カスタマーサクセス担当の方のサポート体制に信頼できると感じたためです。

また、直感的に操作できそうだと感じたことも理由の一つです。もともとマネーフォワード社のプロダクトを積極的に使用していたので、グループ会社のプロダクトとして信頼感がありました。それを抜きにしても、予実分析や前年同期比較などのような、会計士として欲しい機能や操作画面が備わっていたことから、実際に使用できる想像ができたため、導入を決めました。

―導入に際して、不安だったことはありましたか?

「これまで1〜2年、表計算ソフトで作成していた予算をキレイにManageboardへインポートできるのか」というところは不安でしたが、カスタマーサクセス担当の方にフォローいただき、綺麗にデータを入れることができました。

導入時のインポート作業というと、「大変そうだな」という印象でしたが、想像していたよりも簡単で不安はすぐに解消されました。

あとは「どのような表現をするか」といった、自分のこだわりを詰め込んだレポートを作成するだけなので、ワクワクした気持ちでManageboardを操作できるようになりました。

シンプルで直感的な操作画面のおかげで、レポートを見たり、予実分析を行ったりなどの自分でやりたいことはすぐに実現できました。操作するうえでの心理的ハードルはそこまで高くないかと思います。

事業部長が積極的に予実管理に関わるように

―Manageboardを導入されてからの変化についてお伺いできますでしょうか

冒頭お話していた課題はほぼ解決されました。

まず、役員会での報告資料作成の手間が減りました。Manageboardのレポートをそのまま報告資料に貼り、総括コメントを書いて役員会に提出、という流れに変わりました。これまでは複数のファイルを開いて見ていた財務指標として見たい数字が、Manageboard一つで完結できるようになったため、とても楽になりました。

さらに、一番予実を見て欲しい事業部長に対しては、「ManageboardのURLを共有して予実分析を依頼する」というコミュニケーションが取れるようになりました。

Manageboardだと自分の部署の数字だけを見せる、という閲覧権限の設定もできますし、Manageboard内で会計ソフトの総勘定元帳を見ることができるので、予実差における「なぜ?」を自ら分析しにいけるようになり、事業部長も楽しく予実管理に関わってくれるようになったと感じています。

私のように経営管理をする立場でいうと、「人件費の中に法定福利費を含む・含まない」「派遣社員の人件費を含む・含まない」などの操作が柔軟にできるので、予実分析において様々なパターンのシミュレーションができるようになり、楽しく分析ができるようになりました。

―気に入っている機能や活用方法はありますか?

最近良いなと思ったのは、カスタムレポート機能です。役員会に提出するために、必要な情報だけを残したレポートを作成できるところが魅力的ですね。あとは実績と予算を組み合わせて、着地見通しをレポートで表現できるところがとても楽ですね。

※画像はキャッシュフロー計算書のサンプルです

予実管理、いかにワクワクできるか

―これまでのお話から、Manageboardの導入によって「ワクワクした予実管理」を実現されているように思います。「仕事にやりがいを感じられる環境を、仕組みで提供する」という貴社事業にも貢献できているようで、とても嬉しいです。

特に業績分析表を見るとワクワクした気持ちがふくらみます(笑)

「誰かに見てもらうためにデータを加工する」などといった作業から解放されて、「財務情報とKPIを紐づけて、見通しを作ること」「数字を使って遊ぶように分析する」ことこそが、経営管理の本懐なのではないかと思っています。

※画像は業績分析表のサンプルです

―今後Manageboardにご期待いただいていることについて教えてください

各数値に対してコメントを付けられるような機能ができると嬉しいですね。「前月の予実差を見に行こう!」とManageboardに遊びに来るような機能が増えることを楽しみにしています。

「経営管理部門と事業部長をいかにワクワクさせられるか」がManageboardが更に発展していくためのキーワードだと思うので、これからも楽しみにしています!

※当記事にてお客様よりご要望いただいている機能は、順次開発計画を検討し、改善を予定しております。

会社概要

株式会社リーディングマーク

ミキワメ適性検査、ミキワメウェルビーイング、ミキワメ就活など、Personality Techを活用したHR事業を展開。
https://www.leadingmark.jp/

提供サービス

・自社で活躍できる社員を10分間でミキワメる「ミキワメ 適性検査」 https://mikiwame.com/

・社員のメンタル状態を可視化し、性格をもとにアドバイスをすることでウェルビーイングを実現「ミキワメ ウェルビーイング」 https://mikiwame.com/well-being.html

・日本最大級の優秀層就活支援サービス「ミキワメ 就活」 https://www.recme.jp/

・適性検査、人事、採用などに関する情報発信ブログ「ミキワメラボ」 https://www.recme.jp/lab/

※上記インタビュー内容は2023年6月20日時点の情報です