Manageboardで予実管理の標準化へ。業務負担の軽減だけではなく、データ破損の不安からも解放。

Manageboardで予実管理の標準化へ。業務負担の軽減だけではなく、データ破損の不安からも解放。

2024/02/28

株式会社Real Style
管理部 部長 植平 和矢 様  管理部 経理財務課 課長 辻本 麻弥 様

プロテインをはじめとする食品の企画・開発・販売を中心に、多様な事業を展開する株式会社Real Style様。以前は予実管理を行っていなかったものの、原材料価格の高騰という外部環境の変化を経て、予実管理の必要性を実感。当初は表計算ソフトでの予実管理を行っていましたが、データ破損の懸念もあったため、Manageboardを導入しました。「操作性に優れ、予実管理の資料作成もスピーディになった」「視認性が良く、会計システムとの連携で正確なデータを見られるようになった」という同社に、詳しいお話を伺いました。

外部環境の変化を機に始めた予実管理、表計算ソフトでデータ破損の不安と向き合う日々

―まずは、御社の事業概要についてお聞かせください。

植平様:当社は、「人々の心や身体の健康づくりに貢献する」を経営理念に掲げ、国内トップクラスの販売実績を誇るプロテイン「beLEGEND」をはじめとして、人々の健康や成長を軸とした様々な事業を展開しております。

また、弊社の代表である鍵谷が生まれ育った、奈良県への貢献も事業の目的として捉えており、県内の各拠点で、テニススクールやフィットネスクラブの運営も行っております。

―Manageboardを導入する前の状況や、当時抱えていた課題についてお教えください。

植平様:実は、Manageboardを導入する以前は、当社ではほとんど予実管理を行なっていませんでした事業は成長し続けていたので、当時は大きな問題を感じることもなかったのだと思います。

しかし、プロテインの原材料価格の高騰という、外部環境の大きな変化で利益率などが低下し、課題感が浮き彫りとなりました。 また、全社的にKPIなどの計数管理、いわゆる“守り”の部分が弱かったため、営業など管理部門以外のメンバーにおける、数字感覚も鋭くしていくことが必要だと考えておりました。

これらの背景があり、昨年から全社規模で予実管理を行うようになりました。

辻本様:最初の頃は、表計算ソフトで予実管理を行っていました。マネーフォワード クラウド会計Plusから仕訳帳を全てダウンロードし、表計算ソフトにデータを入れる形で予実分析の資料を作成していました。
しかし、表計算ソフトでの予実管理は想像以上にアナログでした。見たいデータを出すための操作はできましたが、管理する部門や扱うデータが多く、操作に一苦労していたのです。

加えて、表計算ソフトへの苦手意識もあり、「自分以外の誰かがファイルに触ったら、いつかデータが壊れてしまうのではないか」という不安感が常にありました。当時から業務の仕組み化を推進していたということもあり、植平に予実管理のシステム化を推進したい旨を相談し、Manageboard導入に舵を切りました。

ボタン一つで実績データをManageboardへ取り込めるように。データ破損の不安から解放され、会議資料の作成効率も向上。

―Manageboard導入によって、予実管理はどのように変化しましたか。

植平様:予実管理の仕組みを確立できたこと自体が、最も大きな変化です。当社にはさまざまなブランドや事業があるので、それぞれの予実データを見ることができるようになったことは、とても大きいと感じております。

また、Manageboardで総勘定元帳の内容を確認できるようになったことも、とても便利に感じています。私自身、もともと情報システム部門出身のため、会計ソフトには明るくないのですが、Manageboardによって「どのコストが、どの勘定科目に振り分けられるのか」など、会計データに対する細かな理解も深めることができました。

※画像はManageboardの元帳画面のサンプルです

辻本様:マネーフォワード クラウド会計Plusに記録されている会計上の実績データをManageboard上で見られることが大きな魅力だと感じております。これまでは、会計ソフトから実績データをエクスポートし、表計算ソフトにそのデータを転記して、予実管理や資料作成を行っておりました。

とても手間に感じていたこの作業が、Manageboardによって、ボタン一つで取り込めるようになりました。これによって、業務負担の軽減はもちろんのこと、「データが壊れることへの不安」もなくなりました。

―Manageboardの利用状況や、社内の反応についてお教えください。

植平様:現在は、毎月15日に行われる取締役会にて、Manageboardで作成したレポート資料を使用しています。一般的に経営指標としてよく使われる月次推移表、キャッシュフロー計算書だけでなく、ブランド別や事業別の予実比較表を作成して使っています。

また、この会議の前日までに作成が必要となる資料は、以前より辻本が担当しているのですが、Manageboard導入によって業務効率が向上し、毎月10日ごろには資料を完成させられるようになったと聞いています。

直感的に操作できるManageboardで、業務のブラックボックス化からの脱却を

―管理部としての今後のビジョンと、Manageboardに期待されていることについてお教えください。

辻本様:この数年でバックオフィス業務のDX化を推進してきた甲斐もあり、属人化されていた業務フローの標準化に向けて、ようやく体制が整ってきました。今後はさらに、「誰でも運用できる仕組み」を目指しブラッシュアップをしていきたいと考えています。

植平様:私も辻本とほぼ同じ意見ですが、当社は急激に成長したという背景もあり、業務が属人化、ブラックボックス化している部分がまだまだ残っています。こうした問題をクリアしていくために、我々発信で社内全体に向けて業務の標準化を推進していきたいと考えております。
また、今後は予実管理を含めた計数管理体制をさらに強化していきたいと考えています。そのために、実績数値と比較して、生じた差異の原因を分析する体制と、その分析結果を機動的に施策に反映できる仕組みを構築していきたいと考えています。

―最後に、Manageboardの導入を検討されている方々に向けて、メッセージをお願いいたします。

辻本様:Manageboardは、マネーフォワード クラウド会計Plusの実績データをAPI連携で取り込める点がとても便利ですね。Manageboardは組織の変化にも柔軟に対応でき、かつ簡単に操作できるので、システムにあまり明るくない経理財務担当者の方にもお勧めです。

植平様:視認性が良く、さまざまなレポート作成が容易にできる点は、Manageboardをお勧めできるポイントのひとつです。操作性に悩まず、直感的に使えるので、予実管理が初めての方にもお勧めしたいです!

会社概要

株式会社Real Style

国内トップクラスの販売実績を誇るプロテイン「beLEGEND」の販売をはじめとして、テニススクールやフィットネスクラブの運営など、健康や成長を軸とした様々な事業を展開

https://store.belegend.jp/ext/company.html

※上記インタビュー内容は2023年6月8日時点の情報です。